[レポート]人形町今半×みんなのキッチン
春の薬膳ごはん


今半・春の薬膳ごはん

すき焼き、しゃぶしゃぶで知られる老舗日本料理店、人形町今半とみんなのキッチンとの人気コラボ企画第3弾が開かれました。
今半の調味料を使った料理教室「春の薬膳ごはん」。家庭料理教室を主宰するおおはしなおこさんを講師に迎え、老舗の味と旬の食材を組み合わせた薬膳料理教室の様子をレポートします。

2016年4月12日(木)開催
主催:株式会社人形町今半
会場:みんなのキッチン

メニューのポイントとおおはしさんのアドバイス

春は風邪(ふうじゃ)が健康の妨げになる時期です。春一番や花粉症が気になる
季節。風が体内の気や肝を高ぶらせます。肝とかかわりの強い”血”や”気”を巡らせるメニューで穏やかに春を過ごしましょう。

春の薬膳ごはん

おおはしさんのデモは分かりやすくユーモアたっぷり

かつおと菜の花の蜜柑蒸し(すだち醤油ステーキたれ使用)

旬の初がつおと菜の花を使った一皿。かつおの旬は春と秋の2度あり、春のかつおは産卵前でぴちぴちなのだとか。気と血、どちらも補ってくれる効果があるそうです。クセのあるかつおは、かんきつ類と合わせると食べやすくなります。今回はみかんを使っていますが、はっさくやオレンジでもOKですよ。
菜の花は吹き出物を鎮静させる効果も。大人のにきびが出たら、菜の花と覚えておくといいですね。

すだち醤油ステーキたれは、果実のすだちをしぼった果汁を使っており、ぜいたくな香り。上品な大人の味で、焼き魚やムニエルにもぴったり。蒸し鶏や冷しゃぶのような肉を使ったサラダのドレッシングにもおすすめです。

調理デモ

今半の調味料を手に、おすすめの使い方を紹介するおおはしさん

春キャベツのつくね丼 (焼き肉のたれ(中辛)使用)

柔らかく、甘味のある春キャベツは、胃腸の働きを整えてくれる野菜です。つくねに使う鶏の胸肉は低カロリー高たんぱくで、胃腸の弱い方にも食べやすい食材。コリコリとした食感の黒きくらげは、血を増やす効果があると言われています。お湯ではなく、たっぷりのお水で戻しましょう。

焼き肉のたれ(中辛)は、今半さんイチオシの一品。焼き肉のほかに、バーべーキューのときにラム肉や骨付きのスペアリブを一晩漬け込むと、焼くだけでおいしい一品になります。

みつばたっぷり、料亭の卵焼き(料亭のそばつゆ使用)

春は、うつなど気持ちの停滞感が多い季節。そんなときには、みつばを食べたいもの。気の巡りをよくしてくれるので、ストレス感の強い人には積極的にとっていただきたい食材です。そのみつばを、お弁当の定番卵焼きに。

料亭のそばつゆがあれば、他の調味料はなんにもいりませんよ。さば節がふんだんに入っているが特徴です。本かえし技法で醤油の塩分のかどをとり、まろやかなコクのある通好みのつゆです。

春爛漫な白玉椀(料亭の一番だし使用)

春は上半身に熱がこもりがちに。身体にこもった熱を取り去る抹茶と、香りがリラックスさせる桜のすまし汁です。菊の花は最高のデトックス野菜とも言われ、代謝の良くなる春にダイエットをしたい方におすすめです。

料亭の一番だしは、化学調味料を使わずに贅沢に素材を使っています。たけのこご飯やきつねうどんにもぴったりですね。

黒ごまと甘酒のプリンのわりしたソース添え(すきやきわりした使用)

血をつくると言われる黒ごまは、白髪や薄毛が気になる方にもぜひとっていただきたい食材です。甘酒と米粉を加え、わりしたでみたらし風味の和スイーツに。

すきやきわりしたは、保存料無添加で原料に昆布だしを使っています。すき焼きにはもちろん、スイーツにも使えるんですよ。この料理教室では、オレンジピールのスノーボール、ウォールナッツのタルトに続くわりしたスーツ第3弾です。

*過去のレシピはこちらでご覧いただけます。
人形町今半の調味料レシピ

こだわり抜いたつくられた調味料があれば、それだけで味が決まるもの。過去のレシピも参考にしていただき、ぜひ家庭でも挑戦してみてくださいね。

今半・試食タイム

調理デモの後は、和やかに試食をしながら質問タイム

お土産

参加者には今回のメニューに使った調味料5品をお土産としてプレゼント

株式会社人形町今半

明治28年創業、すき焼き、しゃぶしゃぶ、日本料理の専門店。化学調味料不使用の「すき焼きわりした」など、素材にこだわった調味料も展開する。
調味料はオンラインストアでもご購入いただけます。
http://store.imahan.com/

おおはし なおこさん

恋愛成就フードプランナー、フードコーディネーター、国際薬膳食育師、食育指導士。
横浜市戸塚区で初心者向け和食料理教室なおさんのオハコ主宰。
料理の力で生徒さんの恋愛を応援し、生徒さんからの結婚、妊娠の報告が続々と寄せられる縁結び教室!

ブログ http://ameblo.jp/ohakoblog/